自社の業務を IT 化するために …
業務 IT 化プロジェクト立上げサービス
自社の業務を IT 化したい。ノウハウは持ち合わせないので業務委託したい。けれども IT コンサルティングやクラウドソーシングはどこまで関わってくれるか微妙。。こんな風にお悩みの経営者様に、時折お会いします。
そこでご提案するのがUpdater LLC. の業務 IT 化プロジェクト立上げサービス です。
業務の IT 化の際には、計画の設定は自社で行うことが望ましいとされています(やりたいこと・予算・工期の調整。プロジェクトマネジメントではスコープ・コスト・スケジュールとも呼びます)。
実際、日本の IT コンサルティングは初期の企画だけ行って製造は行いません。別会社もしくは別部署に再委託します。そのため、本来企画を行うべき自社が音頭を取れず、実際に企画運営しているコンサルと製造者、三者間にある溝や温度差のためにコミュニケーションが噛み合わず、計画や思惑が折り合わないことが常です。
また、計画は綿密に行う必要があります。本稿下部でご説明するプロセスを理解している IT 化のプロの助けが必要です。企画の意図をしっかり固めることで望ましい計画を錬ることができます。 計画不足の段階で低価格に惹かれ、安易にクラウドソーシングに委託したところ、コミュニケーション不足により製品は要求を満たさない、品質は見るに耐えない。。ということもよくあります。
Updater LLC. はお客様と一体になって計画に関わります。一般の IT コンサルティングよりも綿密なコミュニケーションを行うため、お客様の業務に深く入り込むことにはなりますが、よりお客様の望む結果を引き出します。
お問い合わせはこちら
IT 化プロジェクトの企画プロセスは企画会社により様々ですが、ここでは Updater LLC. でのプロセスをお見せいたします。詳細をご希望の方には対面でのご説明もいたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
メール: 代表 (hello@updater.cc) または
担当: 佐藤 (sato1043@updater.cc) まで
お電話: 代表 03-6869-4457 担当: 佐藤 まで
IT 化プロジェクトの企画プロセス
以下ご参考程度軽くで恐縮ですが、用語を交えてご説明いたします。繰り返しになりますが、今の時点でこれらを理解している必要はありません。プロが責任を持って何度でも、ご納得いくまでお話しいたします。
業務の IT 化プロジェクトの企画においては 常にビジネスオーナー様(BO、つまり貴社責任者様とその代理としてのご担当者様)との対話の連続 で計画を進めていきます。貴社の望みと予算のトレードオフ、バランスを保ちます。
プロセスを運営するために会議体を設定します。一例として弊社のパターンをご紹介します。各プロセスは2週間を一節としてスプリントと称します。スプリントの始まりと終わりに関係各位で集合した MTG を持ちます。始まりの MTG で期間中に行うことを具体的行動に落とし込みます。終わりの MTG ではそれらの成果を確かめます。始まりの MTG をスプリント MTG、終わりの MTG を振り返り会と呼んでいます。また一部の関係者のみの MTG も別途行われます。
この会議体は弊社にての一例です。会議体については貴社の既存の形態の中に収まるように適宜運用を変更いたします。
インセプションデッキの作成
インセプションデッキは、アジャイルソフトウェア開発にて、かしこまらずに、カジュアルに企画の意図を共有するためのプラクティス(実践方法) です。
この段階では以下の作業を行います。完了するまでに1〜2週間の時間がかかります。工期の幅は主にお客様内でのご調整に利用しますので、企画意図がスムーズに社内で通るようであれば早く終了できます。MTG は週2程度になります。
- あるべき姿のヒアリング
- ビジネスオーナーとの関係構築
- ステークホルダーの認識
- 目的・理想の共有
この段階で企画を検討し、Go/No Go の判断を行うことができます。Updater LLC. はこのプロセスだけのサポートを行うこともできます。つまりこの時点で No Go の判断を行った際に契約を終了することも可能です。その場合弊社がお受けする費用としては、この時点までのご精算で大丈夫です。
ユースケースの列挙
ユースケースというとおおむね、ある1作業に当てはまります。ユーザストーリーというとおおむね、ある1業務もしくは貴社からした顧客の1体験、となります。ここではそれら現行業務を列挙して整理します。
整理した一覧のうち期待値として IT 化したいものを、ここでは大いに夢を語って、システム化した理想形を描きます(のちに予算・工期とバランスを取ることになります)。
この段階では以下の作業を行います。1〜4週間使います。工期の幅は主にお客様内でのご調整に利用しますので、企画意図がスムーズに社内で通るようであれば早く終了できます。MTG は週2程度になります。
- ユーザーストーリーの列挙
- 業務フローの AsIs を図式化
- システム化範囲を検討
- ToBe 業務フローの図式化
もちろんこの段階で Go/No Go を判断して契約継続をご判断いただけます。
ドメインの整理
理想形の ToBe 業務フローから、システムに必要な要素を整理します。まず業務フローをシステム利用者とシステム自体の1作業の粒度でやりとりを詳細化します。次にフローの何で現れてきた情報を、情報と情報の関係に注目して整理します。
この段階では以下の作業を行います。1〜4週間使います。MTG やコミュニケーションは頻繁になります。
- ユースケースの詳細化
- ToBe 業務フローの詳細化
- 出現単語からドメインの整理
- システム内部と外部の区別および連携の整理
- ERD モデリング(論理〜物理)
完了した段階で Go/No Go を判断して契約継続をご判断いただけます。ただ業務の詳細化を行っている段階での No Go の判断が降ることはあまりありません。
システム構成の検討
理想形のシステムを実現するのに必要なシステム要素を整理します。
この段階では以下の作業を行います。1〜4週間使います。MTG は週2程度になります。
- 規模に応じたハードウェアの選定
- 隠れたバッチタスクの検討
- システム保守ユースケースの列挙・詳細化
完了した段階で Go/No Go を判断して契約継続をご判断いただけます。
スコープ・スケジュール・コスト選択
理想形のシステムのうち、実際にシステム化する範囲を選択します。ボトムアップで予算を集計し、作業着手するために必要な人材のアサインを始める必要があります。アサインできる各位の見積もりを集める必要もあります。プロジェクトのスケジュール表がおおむね引き上がります。
人員の確保はプロジェクトの大きな障害になりえます。人員の練度によりスケジュールは大きく変わることにもなります。
この段階では以下の作業を行います。1〜4週間使います。MTG は週2程度になります。
- ユースケースごとの工数検討
- 初期費と維持費の検討
- 設備とユースケースの取捨選択
完了した段階で Go/No Go を判断して契約継続をご判断いただけます。
稟議等経て予算化
計画ができたならば、貴社内で経営層への企画をプレゼンテーションすることになると思います。稟議等経て予算化します。
もし稟議等経て予算化を検討した段階で要再検討と判断した場合、企画を継続するのであれば、インセプションデッキの作成から見直しを行うことになります。
もちろんこの段階で Go/No Go を判断して契約継続をご判断いただけます。
キックオフ MTG
計画、製造に関わる(関わった)各位にお集まりいただき、計画完成を祝います。インセプションデッキの説明を行います。目的を共有し、プロジェクト完遂への士気を高めます。
そして製造へ
この時点で計画の多くが見えているはずです。製造はここからが本番となりますので、引き続き人員の確保と訓練を行うことになります。
以上が弊社にて行うプロジェクト立上げフェーズのプロセスの概要となります。
お問い合わせはこちらへ
IT 化プロジェクトの企画プロセスは企画会社により様々ですが、ここでは Updater LLC. でのプロセスをお見せいたしました。詳細をご希望の方には対面でのご説明もいたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
メール: 代表 (hello@updater.cc) または
担当: 佐藤 (sato1043@updater.cc) まで
お電話: 代表 03-6869-4457 担当: 佐藤 まで